歯医者さんの食育

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歯医者さんの食育

歯医者さんの食育

患者さまの症状を見ていると、その原因がふだんの食生活や食事の仕方にあることが少なくありません。 また、最近の子どもたちには、生えてくる歯が1本少ない、うまく飲み込めない、ろうそくの火が吹けない…など、ひと昔前には考えられなかった症状が、 ごく普通に起きています。原因の一つには、授乳期~3歳ころまでに口の周りの筋肉が十分に発達していないことがあります。 さらに、甘い物や加工食品ばかり食べている、噛む回数が少ない、テレビを見ながら食べているなど、現代人の食生活習慣が原因となって、 さまざまなお口のトラブルをもたらします。
お口の健康につながる「食」がどうあるべきか――「食育」も歯医者の使命だと考え、赤ちゃんからお年寄りまで、患者さまの生活環境に合わせた提案・指導を行っています。

現代の咀嚼率は、戦前の半分以下――咀嚼率の低下がもたらすものとは?

悪い生活習慣・悪癖から歯並びが悪くなったり、虫歯・歯周病が進むと、「噛む」という行為に支障をきたします。 そして現代は食事にかける時間の減少や、軟食化が進み、戦前は一食1420回も噛んでいたのに、現代人は半分以下の620回。 意識しなければ、咀嚼率はどんどん低下していく状況なのです。

「噛む」行為がもたらすもの
  • 脳細胞が刺激され、記憶力、学習能力が高まる
  • 唾液の分泌が促進され消化を助ける。唾液の中には酵素が含まれており、
    この酵素が発ガン性物質の働きを抑制する
  • 脳の満腹中枢が活性化するため、食べ過ぎ防止、肥満防止になる
  • 自律神経系に作用して、緊張がほぐれ、リラックス効果が出る

咀嚼率が低下すると、学習能力の低下、肥満だけでなく、欲求不満や気分が落ち着かないといった様子も見られます。 近年の、生きる意欲の低下、少年犯罪やキレやすい子どもたちの増加も、咀嚼率の低下が一因と考えられています。

「噛む」ことは「生きる」こと

一つの興味深いエピソードをご紹介します。

ある老人ホームに、ほぼ寝たきり状態の80代の女性がいた。 ある歯科医が、女性の歯がボロボロで、噛み合わせが悪いことを知り、入れ歯をして噛むための機能訓練を施した。その結果、約2カ月で表情が戻り、言葉も出るようになった。 食事は、刻みご飯から普通のメニューに変化。車いすで談話室に出かけては、ほかの入所者との会話も楽しむようになった。「明らかに、生きる意欲が出てきた」という。

――口の健康を守ることは、ただ虫歯や歯周病を防ぐためではなく、心のあり方にも深く関わっています。

いつまでも心も体も健やかに、おいしいものをおいしくいただくために、
「食育」を今日から始めてみませんか?

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